2020年は本当に特別な年になりましたね。まさかオーストラリアに来てこんな目に遭うとは思ってもみなかったです。
もちろんオーストラリアだけでなく、世界中を大混乱にさせた出来事で、今も各国が対策に追われています。
年末も近いので、ちょっと今年オーストラリアでの自分自身のできごとを振り返ってみたいと思います。
1.今年も含めて過去2回
今年のようなコロナウィルス騒動はもちろんですが、実は過去にもオーストラリアに来てから絶望しかけた出来事がありました。
それは、オーストラリアに到着してわずか1週間で避難所生活を強いられた、大洪水の被害に巻き込まれたことです。
ファームの仕事を求めてバンダバーグについたは良いものの、まさか自分の泊まっていたところが丸ごと水没するとは夢にも思いませんでしたよ。。。
外の景色を見れば、「これは映画撮影かなにかか?」って思ってしまうほど、ほとんどの建物が水の中だったのですから。これからダム建設でも始まるのかってくらい、壮絶な光景でした。
もう二度とこんなことが起きないことを祈るばかりです。
その時の記事はこちらから
2.ロックダウン中・・・
去年の今頃に武漢でコロナウィルスのニュースが入ったのが、つい昨日のことのように思います。
なので、今年はあっという間に過ぎ去り、何をしてきたのか・・・何もしていないわけではありませんが、
できることがとても限られていたので、何かした感じがあまりないですね。
唯一何かしたかと言ったら、5月のロックダウン真っ只中に結婚したことくらいでしょうか。
意外にも、その時に結婚したカップルは多かったですよ(笑)
僕らの後に数組が結婚手続きの予約があったみたいで。
コロナ婚とはなりましたが、今、そして今後も笑える話になりそうです。
3.よかったこと
経済的に生活は大変ですが、いつも毎日休みなしで生活してたのもあってか、特にロックダウン中は休養の時間が取れたのはよかったかな、と思っています。
いろいろあって、週末の土日も休みがなく、年に何回かある月曜日の祝日が唯一の丸1日完全休みで、この日をいつも楽しみに日々頑張っていました。
年末すらも、いろいろやることがあって、結局何も考えずに休める日はないのです。
この4月~5月のロックダウンは、生活への不安も大きかったですが、その状況に慣れてくると、今までは考えられないくらいゆっくり過ごせたことに幸せを感じるまでになりました。
でも毎年こんなことがあっては困りますが。。。
オーストラリアでのJobkeeper Payment制度のおかげで生活のための支援金もあったので、以前厳しい状況ではありますが、悪いことばかりではなかったように思います。
4.来年へ向けて
でもこのコロナをきっかけに、少なくとも年1回は何とか時間を作って日本へは帰ろうかなと思いました。
国境が開いたら、まずは実家へなるべく早く帰りたいと思います。
先月、実家ではずっと一緒に暮らしていた祖父がとうとう他界してしまい(88歳でした)、普通ならすぐに帰国するのですが、未だオーストラリアは出国禁止で、その許可を取るのも時間がかかるので、結局家族がLINEでつないでくれて、画面越しでのお別れとなりました。
祖母ももう85歳なので、なるべく会えるときに家族に会っておこうと思いました。
ウチの嫁の愛犬もスーパー長寿犬でして、同じく先日他界してしまいました。
海外に住んでいて、いちばん大変でつらいのは、こういった瞬間ですね。
もうちょっと家族のために時間をつくっていかなければ・・・と改めて感じさせられた1年でした。