第2波到来・・オーストラリア各地で再びロックダウンへ

7月からだいぶ様々な生活の規制が緩和されてきましたが、先週のビクトリア州のクラスターをきっかけに、NSW州も徐々にその波がやってきて、再びロックダウンが始まってきました。

またオーストラリア各地も州境を開けたばかり、もしくはこれから開ける予定だったところも入境を再び拒否し始めました。

1.ビクトリア(VIC)州は先週から6週間のロックダウン

VIC州の隔離指定ホテルを担当していた警備会社の杜撰な管理体制により、VIC州に再び新規感染者が続出し、ついに先週から6週間のロックダウンが再開されました。

VIC州から他の州へ入境は原則各州ごとに禁止・制限され、VIC州の住民は必要最低限の買い物・通勤・運動以外の外出が禁じられています。

この影響は僕等の住むNSW州へも影響があり、VIC州から来た人がスーパーマーケットでウイルス感染を招き、徐々にその感染が再度広がりつつあります。

 

2.NSW州のパブでクラスター

昨日NSW州の地方のパブにて一気に10人ほどの感染が確認され、NSW州は7月3日~10日の間でそのパブを利用していた人全員へ14日間の自宅隔離を義務付けました。

その他にも別のパブや宿泊施設で集団感染が確認され、現在オーストラリア各地で緊張感が再び高まってきている次第です。

僕も聞いたことのないエリアでしたが、今住んでいるところから車で1時間ちょっとくらいのところでしたね。

シドニーの市街地というよりも、遠方のところから徐々に感染が中心地へ向かうという傾向があるように感じます。

 

3.パブの規制が再び強化

7月14日、NSW州は新たな発表を行い、7月17日(金)12:01AMよりパブの規制を以下のように再度強化することを決定しました。

  • 予約・テーブル毎の人数は最大10人まで(現在は20人)
  • その建物内は最大で300人まで
  • 専門のコロナウイルス監視員が配備され、随時社会的距離・清掃・衛星状況を確認する

上記に加え、定員250人以上の施設は常時専門の監視員配備が義務付けられ、250人以下の施設はピーク時間帯(ランチは12:00~15:00/ディナーは17:00~21:00)での配備が義務となりました。

 

4.クイーンズランド(QLD)州がNSW州一部地域からの入境を拒否

7月14日よりQLD州はNSW州のキャンベルタウン・リバプールをホットスポットと認定し、このエリアに各14日以内に滞在歴のある方はQLD州へ入ることを禁止しました。

先日NSW州のCasulaで起こったクラスター発生によるものです。

 

5.対応が非常に早い

日本の法律がどうなっているのかはわかりませんが、オーストラリアはやはりこういった対応が非常に早いです。

日本は今オーストラリアよりもヤバイ第2波が到来しているといっても過言ではない状況なはずですが、未だ何も動いていませんね。

大丈夫でしょうかね・・・

 

すでに第2波は来ています。十二分に注意して生活していきましょう。