誰もがこのために海外へ行くといっても過言ではないでしょう。
ローカルジョブ、つまり、日系ではなく、純粋なオーストラリアの企業へ働きたいという思いを持って、オーストラリアでの仕事探しに臨んでいるワーホリの方々は多くいらっしゃることでしょう。
今回は、そんな方々へ少しでも参考になることを祈って、ローカルジョブのゲットをために僕が行ってきたことをご紹介していきます。
1.まずはどんなところから求人を探していくのか
求人ウェブサイトからまずはチェックしていくのが王道でしょう。
日系企業やレストランであれば、求人を探せるウェブサイトは以下のところがメインとなりますね。
●日本人向け情報サイト
- 日豪プレス
- JAMS TV
- チアーズ
日本人向けサイトでも、現地ローカル企業の求人が含まれていることもありますので、こちらもしっかりとチェックしていきましょう。
●オーストラリアでの求人サイト
これはもう SEEK 一本でもいいかな、と思います。
なぜなら、このSEEKのサイトには、他にもたくさんのリクルート会社が求人を載せていたり、他のオーストラリアの求人サイトとリンクしているものを多いからです。
もちろん、他にも探せばいろいろ出てきますが、数を上げるとキリがないので、まずはSEEKから見ていくのがいいかな、と思います。
●知り合いからのコネ
これもかなり重要です。実際、こういうケースで仕事を得た人もたくさんいます。
もし学校へ通うのであれば、クラスメートや先生から紹介されたりすることもあるかもしれません。
それ以外でも、いろいろなコミュニティへ参加しておくと、思わぬネットワークが広がったりもするので、積極的に外へ出ましょう。
●自らの足で探す!
ときどき、ワーホリであろう白人の女の子たちが、片っ端からカフェやSubwayを訪ねまわって、履歴書を渡していく様子を見ます。
これも、勇気ある行動ですが、有効な就職活動ともいえます。
場合によってはその熱意が認められ、面接してくれるケースもありますよ。
2.SEEKをうまく活用して、ローカルジョブゲットへ近づこう!
オーストラリアでいちばんとも言われている求人サイトの SEEK ですが、これをただ見て応募するだけではもったいないです。
SEEKに自分のアカウントを作成し、履歴書を保存しよう!
SEEKの自分のアカウントには、履歴書と同じような感じで、自分の過去の経歴や自己アピールできる欄があり、また履歴書そのものを保存することができます。
オーストラリアの多くの企業もこのSEEKを利用しており、SEEKのアカウントに登録されている求職者を検索し、自分の会社の求人に適合した人を見つけると、その人の情報を見たり、保存されている履歴書をダウンロードして検討することもできます。
実際、僕がいくつか仕事にたどり着いたのも、とあるリクルート会社がSEEKから僕の履歴書を見て、直接僕へ連絡をしてきてくれたおかげです。
自分の知らないところから、こんな風に仕事を得られることもできますので、是非うまくSEEKを活用して、ローカルジョブゲットへつなげてくださいね!
●LinkedInをうまく活用しよう
SNSのうちの1つのようなLinkedInですが、ここにはビジネス仲間が集うSNS。就活用のSNSといっても過言ではありません。
ここからダイレクトメールが来たりすることもありますので、自分のプロフィールを充実させ、いろいろな方とネットワークを持っておきましょう。
もちろん、LinkedInから求人を探すこともできます。
最近ではLinkedinが、リクルート会社にとっては適切な候補者を探す主力のサイトとなっている傾向にあり、僕もLinkedin経由でいくつかお仕事の紹介を頂いたこともありました。
履歴書やカバーレターと同様に、Linkedinのプロフィールも充実させておくことも大切です。
3.英文履歴書を作成しよう
それでは、早速履歴書(レジュメ)を作成していきましょう。
ちなみに、履歴書は英語でResume (レジュメ)、もしくは CV と言われることもありますね。
●英文履歴書作成のポイント
ご存知のように、海外の履歴書は、日本のように会社が用意するエントリーシートや、コンビニに売っているようなフォーマットへ書き込むものではなく、自分で自由にコンピュータで作成します。
**手書きはダメです**
自由に・・・とは言っても、暗黙のルールで、どういう風に作成していくのかは、大方決まっていますので、Googleなどでいろいろ検索して、それを真似ればよいのですが、参考までに、このブログでもサンプルを後ほど掲載しますね。
基本的にポイントは以下の2つ
- 見やすくつくる
- 短すぎず、長すぎず
見やすくするために、書体(フォーマット)はすべて同じにしましょう。
もしArialの書体で書くなら、すべての文字はArialにするべきでしょう。
また、担当者は短い時間の中で、多くの応募者の中から早急に採用しなければならないケースが多いですので、見づらく、しかも長すぎな履歴書は読む気がしないでしょう。
どんなに素晴らしい経歴を持っていても、テキトーに読まれたら、悲しいですよね・・・
もちろん、短すぎだと、印象に残りませんよね。
だいたいの目安としては、2~3ページでおさめるのがよいと思います。
1ページのみは、情報量が少なすぎですので、2ページ目いっぱいまで、頑張って書きましょう。
●英文履歴書サンプル
それでは、実際に僕が使ったスタイルの履歴書をご紹介しますね。
実際に僕が書いたものは、最終的には3ページいっぱいまで行きました。
(実際の職歴がもうちょっと多かったので)
今回は入れませんでしたが、一番最初に「Objective」とタイトルを入れて、志望動機を5行程度で書くのもよいでしょう。
Reference を含める方も多いですが、もちろんOKですよ。
ただ、僕はReferenceとなる方々の情報は、面接時に聞かれたら口頭で答えられるようにしておきました。
**Referenceは、自分を推薦してくれる人の情報です。自分をよく知る知り合いの方へお願いしてから履歴書へ書くか、面接時に答えられるようにしておきましょう。
日本語など、英語以外の言語ができるというのも大事なポイントですので、忘れずに書きましょう。
また英語力を書くところについては、必ずFluent以上の評価を書くほうがよいですね。
ちょっと遠慮して、「中級レベル」とか書いてしまうと、コミュニケーションがとれないと判断されて面接に呼ばれない可能性が高いです。
●カバーレターについて
この概念や書き方は多種多様ですが、以下の内容をまとめたものがカバーレターになるかと思います。
- 自己紹介
- どのようにその求人を知ったのかとその志望動機
- 自分の今までの経歴の要約
これで応募する準備はOKだと思います。無事に面接までたどり着けることをお祈り申し上げます。
ということで、次回は面接対策について書いていきますね。
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