ファイザー社のワクチンに続き、アストラゼネカ社のワクチンの先日TGAによって認可され、ワクチンが国内に十分に広まれば、国際線の旅客便を2022年には開放できるだろうと、オーストラリア保健省が発言しています。
3月22日の日豪プレスのニュース経由、(https://nichigopress.jp/ausnews/204453/)シドニーのモーニングヘラルドからのニュースによると、(https://www.smh.com.au/politics/federal/international-travel-and-return-to-normal-on-the-horizon-professor-brendan-murphy-says-20210321-p57clj.html)
保健省のマーフィ氏は、オーストラリアでワクチン接種が拡大していけば、現在の14日間ホテル隔離ではなく、その期間を短くしたり、自宅隔離へ緩和していってもよいだろう。そして世界中でワクチン接種が広まっていけば、国際線の復活も可能との考えを示しているようです。
また、マーフィ氏の個人的な意見としては、国際線の復活は2022年との見解を示しています。
しかしながら、オーストラリアやニュージーランドはコロナの発生に非常に敏感なため、この考えが本格化するにはまだまだ見えないところがあるのも事実です。
日本ではいまだに毎日1500人前後の新規感染者が出ているにもかかわらず、緊急事態宣言を解除してしまっていますし、たった1人出ただけでもロックダウンに踏み切るオーストラリア各州とはまったくの真逆の対応ですので、日本~オーストラリアの国境が本格的に再開するのは、まだまだ見通しがたちません。
学生ビザの人はもう少し早く国境を開けるような噂もありますが、これもまだ正式な発表などはありません。
ちなみにニュージーランドの首相は、ペンディングになっていたオーストラリア~ニュージーランド間のトラベルタスマンを再開すべく、ようやく動き出したようで、早ければ4月にその詳細を発表することになっているようです。
ワクチンも始まったばかりなので、その有効性がまだ実際に確認できていないため、オーストラリア政府もそれを確認しない限りは本格的に国境再開を進められないようですが、早く国境が再開する日を待ち望むばかりですね。
おそらく国境が再開されても、最初のうちはワクチン接種の証明提出が義務付けられたりなど、いろいろと渡航に面倒な手続きが付きまとうことになるでしょうが、それでも、今ようやく国境再開の兆しが見えてきましたので、今僕らにできることは、引き続きコロナにかからないように日々の生活に注意していくことだけですね。
国境が開いたら、早いところ日本に一回帰りたいです。
(祖父が去年亡くなったので、まだお墓参りしてないんです・・・行かないとです。)