オーストラリアではコロナウィルス対策で、各お店や施設に入るときにQRコードをスマホでスキャンして自分の連絡先を登録することを義務付けています。が、QRコードが読み取れなかったり、そもそもそんな機能がない電話もありますよね。僕のもそうでした。
ではどうすればよいのでしょうか。今日はその対策についてお話していきますね。
１．まずはスマホ・iPhone所持必須
実は僕がスマホデビューしたのは、オーストラリアに来てから1年ちょっとが経過した2014年半ばから。それまでスマホやiPhoneなどは持ったことはありませんでした。
オーストラリアに来た当初は＄５０くらいのガラケーでずっと済ませていました。
そんなに外でインターネットすることもなく、Google Mapなども外で歩きながら使うようなこともなかったですね。
オーストラリアは住所さえわかれば、結構簡単に自分で目的地まで行けるので。
それに、当時のスマホプランの料金は、今では＄３０も出せば１０～２０GBくらいついていますが、当時は同じ値段でも５００MB～１GBくらいしかなかったので、現在ほど気兼ねなくデータを使ってインターネットはできない時代でした。
知り合いからいらなくなったというスマホをもらって、やっとスマホデビューしました。
さすがに留学エージェントで働いていて、携帯電話も扱うので、基本的な操作には慣れておかないとまずいな・・というのもありました。
ColesやWoolworthに行けば、未だにガラケーが販売されていますが、このコロナウィルス危機の状況では、もはやすべての人がスマホやiPhoneの所持が義務付けられているようなものです。このQRコードのスキャンによる連絡先の登録が今や義務となっているので、違反すれば、罰金処置などがある可能性があります。
安くて小さいものとかなんでもよいので、もしまだガラケーの方は、この機会にスマホにしてしまいましょう。昔ながらの電話がよいという方もいらっしゃるでしょうし、その気持ちを大事にしたいというのも、とても理解できます。
しかしながら、コロナウィルスで生活は一変してしまい、僕たちもそれに応じて生きていかなければなりません。
大変ですが、これからはスマホで頑張るしかありません。
２．手書きはもうだめ
一時期はQRコードができない場合、IDをお店に見せて、各店舗や施設の受付でマニュアルで各お客さんの連絡先を登録するなどの対応をしていましたが、今や登録方法がQRコードスキャンという一点にNSW州の法律が決めてしまったため、これ以外の方法では登録が基本ダメということになりました。
じゃあ、どうしてもスキャンできないときはどうすればいいんだ！ってなりますが、どうしても機能しない場合は、お店側が「しょうがない、入っていいよ」とか見逃してくれたり、QRコード以外の方法で連絡先を残したりなどで「こっそり」そういう対応をしていますが、これは本当はダメで、実際にQRコード登録を怠ったとして罰金を課せられたお店もあるようです。
たぶんこれからQRコード登録の徹底がもっと厳しくなると思います。外出の際は、スマホを忘れずに。そしてちゃんとQRコードが機能するか確認することもしなければなりませんね。
３．Service NSWのアプリ・またはWeChat
今はほとんどのお店で「Service NSW」のアプリから読み取れるQRコードの登録をしておりますので、僕の電話のようにスマホにQRコードを読み取る機能がなくても、Service NSWのアプリをダウンロードすれば、そのアプリにQRコードを読み取る昨日がついていますので、NSW州発行のQRコードスキャンの場合は、Service NSWのアプリを起動して、その中の「COVID Safe Check-In」をタップすれば、QRコードを読み取る画面へ移ります。
しかし、一部のお店ではService NSWのQRコードを利用していなく、独自のQRコードシステムで来店の登録をするところもあります。Service NSWのアプリでのスキャンは、Service NSWの発行するQRコードしか読み取ることができません。
そうしたら、僕みたいなスマホでは、QRコードスキャンができないのです。
さあどうしよう・・・・
そこで便利なのが、中国人がよく使うメッセージアプリの「WeChat」です。
ご存じの方も多いと思いますが、中国では多くのインターネットが制限されており、中国に住んでいる人たちとメッセージをやりとりするには、このWeChatがいちばん便利なのです。僕も嫁の家族と連絡を取る手段のため、WeChatをダウンロードしています。
実はこのWeChatは、あらゆるQRコードをスキャンする機能がついています。
もしどんなものをインストールしたり、設定したりすればいいかわからない・・・という方は、シンプルにこのWeChatをダウンロードするのがいちばん簡単かもしれません。
英語表記になりますので、安心して使用できますよ。
また、オーストラリアは中国出身の方もたくさん住んでいますので、WeChatは案外コミュニケーション手段にもこれからよく使うかもしれません。
