コロナ後のワーホリ・留学準備について考える

以前の記事では2021年中には国境が開きそうみたいなことをちょこちょこ書いていましたが、ほぼ正式に2022年中期までは国境を封鎖したままということが決定されているようです。なので、来年に備えて、今からでもやっておくべきことをちょっと考えてみました。

1.渡航前の準備について

現在オーストラリアへ入国が許可されている人で、オーストラリアへ入る場合、特にPCR検査(コロナ検査)証明などは求められていません。その代わりに強制的に隔離用ホテルへ連れていかれ、そこでPCR検査を受けることになり、2週間の隔離生活となります。

逆に日本へ行くときは72時間前のPCR検査証明が必要ですよね。

国境が開いたとしても、おそらくこのホテル隔離はしばらく続く可能性があります。

ご存じのように、このホテル隔離で発生する費用(大人1名につき$3000/2名で1部屋を共有する場合は2名で$4000)は自己負担です。

日本円で30万円ほどとなります。

ワーホリや学生ビザでの渡航を検討して、オーストラリアの国境が再開されてすぐに渡航したいという方は、まずはこの費用を念頭に置かなければなりません。

 

2.入国してからの隔離

もしかしたら、今後はホテル隔離ではなく、自宅隔離となる可能性も示唆されています。

コロナが始まった直後の2020年3月中旬ごろは、海外からやってきた人は2週間の自宅隔離でした。

が、その制度が開始されて数週間後には、一転ホテル隔離となりました。

ただ、ワーホリや学生ビザの方は、オーストラリアに来てから「自宅」というものがないので、その場合は政府指定のホテルで隔離となるでしょう。

ということは、やはりこの莫大な費用を予算に入れておかなければなりません。

ほとんどの方はホームステイや学生寮などに滞在しますが、ここは「自宅」というわけにはいかないので、おそらく国境再開直後の措置としては、ホテル隔離となる可能性が高いでしょう。

もしすでにお知り合いの方がオーストラリアに住んでいらっしゃれば、そこを自宅として自己隔離することもできるかもしれませんが、実際はどうなるかわかりません。。。

学校を申し込むときも、この隔離の期間も踏まえて開始日を設定していきましょう。

 

3.オーストラリアでの生活・金銭面での補助について

これも今後はどうなるかわかりませんが、基本的にはオーストラリア政府としては、公的支援サービスの提供はオーストラリア国籍の方と永住権保持者に限定するかと思います。

なので、日本を出発する前に必ず海外保険に加入しておきましょう。

オーストラリア政府ではなく、各州の政府ごとに、留学生向けの支援をすることもありますので、各州のホームページを確認できる方は、英語の勉強がてら調べてみるのもよいでしょう。よくわからなければ、留学エージェントなどを利用している方は、自分のエージェントへ質問してみて、可能な限り調べてもらうようにお願いするのもいいかもしれません。

オーストラリアで今のところ、唯一誰でも無料で受けられる公的サービスが、コロナワクチンです。

オーストラリア人や外国人、ビザに関係なく、これは誰でも無料で受けることができます。すごいことを言えば、有効なビザを持っていない、不法滞在者でも無料でワクチンを提供しています。

日本で受ける機会がなかった人は、オーストラリアで受けるのもアリかもですね。

ただ、これから先はどうなるかわからないので、あらかじめ情報が更新されていないか確認しておきましょう。

僕もなにか情報が更新されていれば、可能な限り、こちらのブログで紹介していきますね。