オミクロン株は国境再開・生活にどう影響する?

また変なウィルス株が出ましたね。。。先週せっかく日本・韓国の国境再開が発表されたばかりだというのに。。。即対応するのがオーストラリア政府。もちろんこれまでの緩和策へ影響がないわけはないです。では、このオミクロンがどのように影響するのか、現時点の状況を見ていきましょう。

1.日本・韓国の国境再開は12月15日に延期

本来なら12月1日からスタートするはずだった日本・韓国からの国境再開は、オミクロン株の影響で12月15日からと延期が発表されました。

今後のオミクロン株がどのような影響を及ぼすかで、またこのプログラムも変わってくる可能性がありますので、移民局ホームページを随時確認していきましょう。

とはいっても、こちら現地の雰囲気は、そこまで規制を厳しくするような感じではないですので、ワーホリ・学生ビザで渡航予定の方は引き続き準備を進めていってよいと思います。

 

2.すべての海外からの渡航者は3日間の自宅隔離

オミクロン株がNSW州で確認されてから、ほぼ即アクションを起こすのがオーストラリア。さっそく11月28日から、つい最近から隔離なしにしたにもかかわらず、すべての海外からの入国者に対して3日間の自己隔離を義務化しました。

これはワクチン接種完了の有無にかかわらず、オーストラリア人・永住者も関係なく、すべての人が対象となります。

まだホテル隔離にならないだけましかもですが、まだ自宅隔離3日間程度なら、さほど苦痛ではないですけど、はやくこれも撤廃されてほしいですね。。。オミクロン株がたいしたことないものと祈るばかりです。

 

3.南アフリカ方面9か国からの渡航者は全員強制隔離

さすがに南アフリカ方面からはきっちり規制が厳しくなりましたね。

NSW州に到着する前の14日間に、南アフリカ、レソト、ボツワナ、ジンバブエ、モザンビーク、ナミビア、エスワティニ、マラウイ、セイシェルに滞在したことのあるすべての旅行者は、ワクチン接種の有無にかかわらず、14日間の強制隔離となります。

これから日本からワーホリ・学生ビザ・観光でオーストラリアへいらっしゃる方々にはあまり縁のない話かもしれませんが、もしお知り合いの中に上記の国へ行かれた方がいらっしゃれば、PCR検査は必須となりますのでご注意くださいませ。

 

4.NSW州規制緩和ロードマップは現時点では変更なし

この新しいオミクロン株のせいで僕らの生活や海外渡航などに影響が出始めてはいるものの、NSW州としては、十分に警戒しなければならないと言っている一方で、生活規制緩和のロードマップには今のところ変更なく行うとしています。

NSW州では、ワクチン接種完了が95%に達するか、もしくは12月15日から、(いずれか早いほう)以下のように規制を緩和する方針を発表しています。

 

・マスクの着用義務が大部分で撤廃の予定。ただし、公共交通機関、航空機、空港、ワクチン接種未完了者が屋内で接客する場合については、引き続きマスク着用の義務が残る。

・人の密度に関する制限が撤廃予定

・事業主に対して義務付けられてきた COVID safety plan 策定が任意となる。

・QRコード登録義務が大部分で撤廃予定。ただし、感染によるリスクが高い施設(病院、高齢者・障害者施設、ジム、礼拝施設、冠婚葬祭、美容院などの人的接触を伴う接客業、パブ、バー、クラブ、ナイトクラブ等)、聴衆が千人を超えるイベントなどでは、引き続き義務となる。

・ワクチン接種証明の提示は、大部分で撤廃されます。ただし、感染リスクが高いとされている場所では、引き続きワクチン接種証明の提示義務が必要。事業主は、自らの判断でワクチン接種証明の提示を求めることが可能。

 

NSW州は、オミクロン株の感染者が確認されたものの、現時点では上記の計画は変更しないとしています。

ウィルスは頻繁に特徴が変わっていきますので、そのたびにいろいろと変わっていくと僕ら一般市民も大変ですが、もうじき治療薬も出そうですし、通常の国境となる兆しも見えてきています。もうちょっとの辛抱ですかね。

一緒に頑張っていきましょう!