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⇒初めてのホームステイ1
ホストファミリーと初対面で、早速おうちお邪魔しました。
どうも日本人を受け入れるのが初めてだったみたいで、細かい家のルールは全部日本に直された書面を用意してくれていて、丁寧に教えてくれました。
ここで初めて外国語での会話の難しさに直面します。
中学での英語の成績は常にトップクラスだったのですが、いかに学校の先生が簡単でゆっくり話してくれていたか、教科書上の英語と実際の英会話がいかに違うのかを痛感しました。
電子辞書を常に持ち歩き、意思疎通はちゃんと図れるように努力しましたが、さすがにこの日本と全く異なる環境と、スムーズに会話できないストレスに疲れてしまい、滞在3~4日目はかなり体調的にしんどかったですね。
それでも、積極的に会話して理解しようとしてくれ、休日にゴルフやショッピングなどに連れて行ってくれたホストファミリーにとても感謝しています。
このときの悔しさと経験があったからこそ、今こうしてオーストラリアに永住できているのかもしれません。
積極的にお手伝いもしました。事前に話そうと思っていたメモをみながら、
“Can I do something?”とキッチンいたホストマザーに話しかけました。
しばらく考え込んで”Nothing, it’s alright. Thank you” って言ってくれましたが。
用意してくれた毎日のご飯やお弁当のサンドイッチもすごくおいしかったです。
小学校では、日本語の授業が積極的に行われていました。小学生が一生懸命日本語で自己紹介している姿はなんともほほえましい光景でしたね。
5日間の小学校訪問のスケジュールを終え、最後の2日間(3日間だったかな?)はケアンズへ。
ブリスベンは寒かったのですが、このケアンズは冬(8月)でも日中は30℃近くまで気温が上がる日もありました。さすが、赤道に近いだけあって、いつでも暖かいのですかね。広いオーストラリアですから、場所によってその環境も様々です。
当時は(といってもあまりよく覚えていないのですが)とにかく物価が安かったように思います。日本での買い物と違って、あまり値段を気にせずにいろいろと買い物をしていたように思います。
例えばお土産用のブレスレットは、今買ったら最低$5でしょうか?当時は確か$1もしなかったように記憶しています。現在のオーストラリアは、どこもかしこもモノの値段は高いですよね・・・
ホームステイ体験はとてもよかったのですが、やっぱり14歳の中学生には、いきなりガラッと変わった環境で生活するのは大変だったようで、最後のケアンズ滞在はほぼ遊びのようなものだったので、すごく満喫できた感はありましたね。
今あの家と小学校ってどうなっているのでしょうか・・・?もし機会があれば、再び訪れてみたいです。