トラベル・バブル対象国拡大を検討中

昨日11月10日に、オーストラリア政府は現在ニュージーランドとの間で実施されているトラベル・バブルを他の国へも拡大できないか検討していると言及しました。

**ABC News、並びに日豪プレスの記事から引用しています。

1.アジア地域へ拡大を検討中

現在はニュージーランド(以下NZ)との間でのみ、このトラベル・バブルが実施されており、NZからオーストラリアへ入国し、さらにNSW州・NT州においては14日間のホテル隔離が免除されています。

NZだけでなく、この旅行可能な対象国をアジア地域へ拡大する考えをモリソン首相が示しています。

日本・韓国・シンガポール・台湾をはじめ、その他他のいくつかのアジア地域の各国とも話しあいを進めている最中とのことです。

日本は現時点で感染リスクレベルをオーストラリアへ対してはレベル3⇒2へ引き下げたことにより、オーストラリアから日本へ入国する人たちへの隔離・COVID検査義務は免除されていますので、これが日本に対して実現すれば、今まで通りとは行きませんが、一般の方々の観光旅行が可能になるかもしれませんね。

 

2.現在のNZとの状況

NSW州・NT州については現時点では強制隔離はないものの、他の州についてはまだ州境・国境は閉鎖のままとなっており、またNZへの入国については、NZ国籍の人でも14日間のホテル隔離が実施されていますので、自由にオーストラリア~NZを行き来できるというわけではないです。

これがNZへの入国も隔離がなくなればだいぶ状況は変わるのでしょうけど、まだまだ多くの方が国境再開には慎重すぎるくらいの懸念を持っています。

 

3.すぐに国境が開くわけではない

というわけで、話し合いは各国間で行われているものの、数カ月先にフリーに観光旅行ができるというわけではないようです。

まだまだ時間がかかりそうです。

とはいえ、オーストラリア国内はすでに日々の新規感染者がゼロの日も増えてきており、いても1ケタ台なので、入国者にはコロナ陰性の証明を出させるとか、対策をしっかりしていれば、近い将来国境が再開してもよいのではないかと思うようになりました。

実際、ハワイはすでに日本との国境を条件付きで解放しているようですし。

確かに、日本では未だ各県で新規感染者100~200人が毎日続いていますし、この状況で簡単に日本から旅行客を招き入れるわけにはいかないでしょう。

もっと日本もコロナ対策を頑張ってくれれば、旅行も早くできるようになるのですが・・・