オーストラリアの自然災害

連日、というか、もう何週間も晴れの日を見ていないシドニーですが、オーストラリア全土で異常気象ともいえる大雨が続いています。昨日、NSWでは一部の地域で避難命令が出されたくらいです。大自然が観光スポットとなるオーストラリアですが、その自然災害もつきものですので、事前にある程度知っておくのも大事でしょう。

1.夏の時期はブッシュファイヤー

コロナになる直前、2019年の12月に深刻になっていたのがブッシュファイヤーです。

毎年夏の時期になると州政府から注意喚起が出されますが、このときは約2千頭のコアラがブッシュファイヤーの被害にあってしまいました。

 

ユーカリの木も多いので、気温が上がり、乾燥してくると山火事の危険性も高まります。

なので、この時期はブルーマウンテンズ方面のツアーは中止となることもたびたびですね。

 

ハンターバレーやポートスティーブンスのあたりもブッシュファイヤーの被害に見舞われることもあります。

 

ちょうどこの年にポートスティーブンスへ行ったのですが、未だ民家の一部が少しですが燃えている光景を目の当たりにしました。

 

そしてこのブッシュファイヤーの影響はシティへも広がり、山火事の煙がシティへもやってきて、マスクなしでは外へ歩けないほどのスモッグでした。

 

被害のひどい地域では500軒以上の家が焼かれ、多くの住民が政府へ援助の申請で殺到していました。

 

田舎町の暮らしもよいのですが、自然災害には注意していきたいものです。

 

2.洪水も夏の時期

同時に雨も多いのが夏です。

特に今年は以上ともいえる降水量で、1日で1か月分の雨が降った日もあるくらいです。

 

とはいっても、ここまで雨が続くのは僕もシドニーに来て以来、たぶん初めてです。

 

特に雨季となるQLD州は、この時期はサイクロン、洪水被害が特に顕著になっていますので、ファームでQLDで住まわれている方は、総領事館などの連絡や日頃のニュースをよく確認して、避難経路を確認しておきましょう。

 

バンダバーグもまたQLDです。僕のその被害にあったうちの1人です。

⇒そのときの記事はこちらから

 

3.紫外線

日本の7倍の紫外線はあるといわれているオーストラリア。

普段の通学や通勤、遊びに行く程度であればさほど気にする必要はないですが、1日中外を歩くようなときは、必ず日焼け止めと帽子を忘れずに。

たいして日差しが強くないじゃん!って感じるときでも、いつの間には顔が日焼けしていた・・・なってこともしょっちゅうです。

 

この間も、オンラインツアーのリハーサルで1日外にいたら、ずっと晴れというわけではなかったのに、家に帰ったらなんか顔がちょっと痛いなーと思って鏡を見たら、目の周りが見事に日焼けになってました><

 

マスクをしていたおかげで、鼻から下は保護されていました(笑)

 

日焼けは油断しがちですので、ホントに気をつけてくださいね。

 

4.たまーに地震

オーストラリアではめったにないですが、たまに地震もあります。

なので、地震が起きるとちょっとパニックになるオーストラリア人もいるようです。

 

去年の9月にVIC州でマグニチュード6の地震が起きたのをおぼえていらっしゃいますか?

僕はホテル隔離中だったのですが、シドニーシティでも若干揺れを感じたくらいですね。

一部の建物は崩壊して、結構当時は大きなニュースになりました。

 

こちらの記事にちょっと書いてます。(シドニーホテル隔離13日目)

 

日本も結構な自然災害国なので、それに比べれば頻度は少ないですが、オーストラリアならでは自然災害というものがほとんどですので、毎日ちょっとだけでも気にして生活していきましょう!