VIC州の第２波の影響がNSW州にも来ており、各州とも再び入境制限が始まっています。
NSW州もすでに第２波の渦に巻き込まれる寸前まで来ており、もう間もなくロックダウン、または規制緩和の見送りが行われる見込みです。
１．SA州＆NT州は引き続き自己隔離を義務付ける
SA（南オーストラリア）州では、元々７月２０日より入境規制を緩和する予定でしたが、この度のNSW州での新規感染者増大を受け、７月２０日以降も引き続きSA州に入る方は１４日間の自己隔離義務を継続することとなりました。
またNT州も７月１７日より自己隔離をなくす予定だったところを、過去１４日間でシドニー大都市圏に滞在歴のある方は、NT州政府監視の下で強制隔離となります。
つまり、もし僕がエアーズロックに行こうとすれば、どこかで強制的に２週間くらい隔離されるということになります＞＜
現在のこの隔離で大変なのは、どの州も自宅隔離でない強制隔離の場合は、その滞在費用が自己負担となったことです。
州によりますが、ホテル代と食事代込みで１人あたり＄２５００～＄３０００を支払わなければなりません。
おそらく、VIC州での民間警備会社による杜撰な体制によって第２波が引き起こされたことがいちばんの要因と思われます。
２．シドニーで再増発
BalmainのスーパーマーケットでVIC州から来てコロナウィルスに感染した人がショッピングに来たことを皮切りに、CasulaのCrossroads Hotelのパブにおけるクラスター発生が発生し、さらにはシドニーのカジノで有名なスターホテル( The Star)でも感染者が出てしまいました。
NSW州は７月１７日よりパブの営業に制限をかけますが、今後さらなる規制復活が予想されます。
３．今後の見通し予想
７月１６日（このブログを書いた日ですが）に、VIC州で新たに３１７人の新規感染者が出てしまい、特にVIC州では再ロックダウン中ですが、まだまだ予断を許さない状況が続いております。
NSW州もVIC州ほどではないですが、先週の新規感染者がたった４人だったのに対し、今週はすでに４０人ほどが確認されています。
オーストラリアではどの州も３月から約３カ月ほどのロックダウンがありましたが、またこれが復活しそうな予感です。
今の時点では公園やジムなども開いていますが、再び閉められるときも近いでしょう。
またか・・・と思ってしまいますが、今対応すれば、規制解除も早いです。オーストラリアではこういった対応は早いと思います。
日本はオーストラリアよりも深刻な状況のはずですが、政府はまったく危機感がないですよね・・・ホントに大丈夫ですかね。
僕らも油断することなく、引き続き感染防止に協力していきましょう。
