最近またオーストラリアでいろいろとコロナウィルスによる規制や政策が発表されましたので、ご紹介していきますね。
**シドニー総領事館と日豪プレスからの情報を引用しています。
1.NSW州で野外エリアでの規制緩和
これまでは4平方メートルに1名までだった野外エリアでのレストランやパブなどは、10月16日より、2平方メートルに1名の割合で入ることが許可されるようになりました。
また、現在の上限20名までの野外での音楽鑑賞の人数制限が緩和され、4平
ただし、QRコードなどで出入りするお客の記録を管理しているビジネスに限られるとのこと。現在はオーストラリアのレストランやパブなどへ行くと、入り口で必ずスマホやiPhoneでQRコードをスキャンするか、各お店のシステムで自分の電話番号と名前などを残さなければなりません。
NSW 州での新規感染が適切に管理され、市中感染拡大が抑止されている
2.VIC州で教員募集強化
ABC放送(日豪プレス経由)によりますと、VIC州政府は、コロナウイルス蔓延で学校閉鎖が続いたために学力に遅れが出た生徒の学力を取り戻すため、4,000人を超える臨時教師の大量雇用計画を発表しました。
来年までに4000人以上の臨時教師を雇用して、家庭学習で対応できなかった部分を補い、少しでも勉強の遅れを取り戻すことが目的です。
VIC州では10月12日から教室授業に戻っており、60万人近い児童生徒が学校に通い始めたそうですが、これまでの長期ロックダウンのせいで家庭学習のみの子供たちの学力が懸念されています。
3.NSW州一部でコロナウィルス警報発令
新規感染ゼロが続いていたNSW州ですが、やはりまだまだそうは問屋が卸さないといいますか、簡単にこのコロナは終息しないですね。
数件ではありますが、最近また新規感染が少し出ました。
NSW州では、1人出ただけでもその情報が公開され、感染経路を徹底的にたどり、またその場にいた人たちに可能な限り連絡を取り、即座に自主隔離義務が発生します。
今回はNSW州の南西部のメディカルセンターとテイクアウトショップにて数人の感染者が新たに発覚しました。
項目1のところで、NSW州が野外活動で規制緩和を発表しましたが、感染が止まったわけではないので、引き続き注意していかなければなりません。
今年中にニュージーランドとの国境再開が見込まれていますが、さらに感染が再度拡散してしまうとこの話もなくなってしまいますので、大変な状況が続きますが、拡散防止に協力していきたいと思います。