海外留学生の国際線フライトが9月から再開!?

留学生の方には大きな希望です!8月16日にオーストラリア政府から発表された内容によりますと、来月となる9月から海外留学生を迎え入れる計画を始めるとのことです!

まずはパイロットプログラムの学生を海外からオーストラリアへ戻すところから始まるそうです。

これを機に、他の留学生も少しずつオーストラリアへ戻れればいいですね。

1.300億ドル損失の大打撃

コロナ危機による国境閉鎖でかなりの海外留学生がオーストラリアへ戻れなくなり、オーストラリアの各大学とも半数以上を占めるのが海外留学生ということもあり、その経済損失は図り知れません。

オーストラリア経済危機を何とかするため、そしてオーストラリアで学びたい留学生を救う案として、まずはパイロットプログラムにて海外留学生を呼び戻す計画が始まった模様です。

特に観光大国、そして海外留学生がオーストラリア経済の大部分をこれまで支えてきたこともあり、大学などの教育機関はスタッフ解雇もかなり進められ、失業率上昇も深刻な問題になっていました。

今回の計画を皮切りに、徐々に海外からの入国者が緩和されていけばよいですね。

 

2.パイロットプログラムは9月上旬を予定

まずは香港、中国、日本などの対象となる留学生がいったんシンガポールへ集まり、そこからアデレードへ到着する予定となるそうです。

アデレードはパイロットプログラムが行われることでも有名のようです。

(昔就職活動していたとき、パイロットにも応募してみたことがあるのですが、確かその募集要項にも実技訓練はアデレードで行うと書いてありましたね。)

アデレードを含む南オーストラリア州は、ここ最近も海外から戻ってきた人で1人のみの陽性者だけで、他の州に比べると比較的安心できる地域でもあるので、パイロットプログラムを再開するには適したところであるとされているようです。

ただ、中国が今オーストラリアを毛嫌いしているので、中国からどれだけ戻ってくるかが注目されます。

 

3.強制隔離と自己負担は継続予定

ただし、海外からオーストラリアへ戻った際には、州政府が指定した宿泊施設へ強制的に14日間の隔離、そしてその費用約$3000の自己負担はそのまま適用される見込みです。

そうすると、やはり相当なお金持ちしか戻ってこれないのでしょうかね・・・これ何とかならないのですかね。。。

どうしようもないことですし、こういった対応は必要だとは思いますが、留学生にとってはちょっと大変な措置ですよね。

 

まだまだ制限付きなものが多いですが、これを機にコロナ危機が治まってきたとき海外留学生、そしてその後は一般旅行者もすぐに迎え入れられるように、政府には今から計画を立ててほしいものです。

そのためにも、ここオーストラリアも日本も、新規感染を減らして、安心して海外を行き来できる環境にしていきましょう。