ここ最近NSW州から他の州への制限がいろいろと追加されてきています。
わかりやすく、ここでまとめていきますね。
VIC州が相変わらずロックダウン中ですが、このままだとNSW州もそんな雰囲気が漂ってきました。
**日本総領事館からの発表、並びにNSW州ホームページの情報をもとに作成しています。
1.NSW州南西地域の措置
このあたりでの新規感染者が増加しているため、以下の日時と場所で葬儀・礼拝を行った人はただちにPCR検査を受け、かつ14日間の自己隔離をしなければなりません。
- 7月16日:BankstownのSt Brendan’s Catholic Church:午後6時30分から1時間
- 7月17日:Fairfield Eastの葬儀 :午後1時から午後8時
- 7月18日:BankstownのSt Brendan’s Catholic Churchの葬儀:午前10時から1時間
- 7月18日:RookwoodのSt John of God Lawnの埋葬:午後11時30分から午後1時
- 7月19日:Mt PritchardのOur Lady of Mt Carmelの礼拝:午前7時30分から1時間
過去の検査で陰性だったとしても、上記に当てはまっていれば14日間の自己隔離が義務となります。
※ちなみに英語の勉強となりますが、陽性は「Positive」/陰性は「Negative」といいます。
2.NT州(ノーザンテリトリー)へ行く場合
NT州(ノーザンテリトリー)、日本語名では北部準州と呼ばれますが、シドニー市街地、および周辺地域、その他ホットスポットにしてされている地域からNT州へ入る場合は、州政府が指定した隔離宿泊施設へ強制的に14日間の隔離が義務となります。
この間に発生する滞在費用は$2500となり、自己負担です。
感染者が増加傾向にありますので、NSW州からNT州へ行く場合は、どこから行っても強制隔離になると思っておいたほうがよいでしょう。
つまり、しばらくエアーズロック旅行もお預けですね(泣)
3.NSW州Potts Point / Kings CrossのエリアとM ount Pritchard地区
このエリアにあるファストフードレストランのApo
Thai Rock
先日Wetherill ParkのThai Rockで感染者が出たばかりですが、今度はPotts Pointのお店でも出てしまいました。7月15日~25日までの間で同レストランに2時間以上滞在した人はただちにPCR検査を受け、14日間の自己隔離をしなければなりません。検査が陰性でも、14日間の自己隔離が義務となります。
Apollo
このお店でも感染者が出たことにより、7月23日~25日までの間でこのお店に入った人はただちに14日間の自己隔離とPCR検査を実施しなければなりません。
Potts Points訪問者
上記2つのクラスターにより、Potts Pointsを間近2週間で訪れた方は、すぐにPCR検査を受けることが求められています。
Mounties Club
Mount Pritchard地区にあるこちらのクラブに以下の日時で訪れた方はただちにPCR検査を受け、14日間の自己隔離をしなければなりません。検査が陰性でも、14日間の自己隔離が義務となります。
- 7月23日(木)深夜12時から午前3時までの間
- 7月24日(金)午前11時から午後3時までの間、及び午後8
時から深夜12時までの間 - 7月25日(土)深夜12時から午前3時までの間
4.TAS州(タスマニア)へ行く場合
感染がだいぶ落ち着ているNT州、SA
VIC州全域、およびNSW州感染ホットスポットからはタスマニアへ行くことはできません。
その他NSW州、ACT、QLD州からは引き続き14日間隔離が課され、州政府が指定した宿泊施設へ強制隔離となります。その費用$2800が自己負担となります。
5.QLD州(クイーンズランド)へ行く場合
8月1日から、シドニー大都市圏(シドニーシティとその周辺地域)もホットスポット地域に追加され、QLD州がホットスポットに指定した地域からQLD州へ行くことは禁止されます。
1・3章でご紹介したように、Potts Pointでの感染が増加していることから、すでにホットスポットとされているキャンベルタウン、リバプール、フェアフィールドに加えて、シドニーシティとその周辺地域からQLD州への入州が不可となります。
14日間隔離ではなく、QLD州に入ることができません。
大きくまとめるとここ最近で動きがあったのはこのようなことになります。
感染防止のため、引き続き僕らも十二分に注意し、感染拡大防止に協力していきましょう。