オーストラリアのクリスマス

うちの団地でも「ジングルベル~鈴が鳴る~」を一生懸命練習している子供たちが出てきました。もうクリスマスなのですね。

光陰矢の如し・・・ですが、今年はどこでもいつもとは全く違う雰囲気のクリスマス休暇となりそうです。

今日は普段のオーストラリアでのクリスマスの様子についてご紹介しますね。

1.クリスマスは休日

クリスマスは、他の海外もそうですが、オーストラリアでもこの日はれっきとした国の「祝日」に当たります。

普通の会社はもちろんお休みですが、特に12月25日は通常のスーパーやコンビニなどもほぼすべて閉まります。

一部開けているお店もありますが、ColesやWoolworthなどのオーストラリア大手スーパーでさえも全店舗お店を閉めます。

なので、前日の24日は買い物客でものすごい込み合います。どこも閉まってしまうので、クリスマスの日は家族や友人が集まってホームパーティーをするところが多いですね。

(もちろん、交通機関や大きな病院、ホテルなど、人々に必要なサービスは年中無休ですよ)

ただ、旅行関係でツアー会社の一部は、クリスマスなど関係なく、年間を通じてツアーを催行するところもあります。

もちろん、クリスマスは催行しないところも多いですが、エアーズロックやグレートバリアリーフなどのオーストラリア主要観光地は、クリスマスでもツアーを催行しているところもあります。

ちなみに何年か前に、僕はまさにこのクリスマスの日にフレーザー島へ1人旅をしてきました。

フレーザー島の旅行についてはこちらから

この時はウチの嫁はすでに中国へ帰省しており、僕は暇だったので、予算内・仕事の休みの都合で唯一クリスマスに旅行できるところがこのフレーザー島でした。

クリスマスだったので、ガイドさんもサンタの帽子をかぶってガイドしていましたね。

オーストラリアは南半球なので、クリスマスの時期は灼熱の真夏です。めちゃめちゃ暑いです。

このフレーザー島へ行った時も十分に日焼け対策をしていなかったため、首の後ろや腕、足がかなり焼けて大変な思いをしました。

皆さんもクリスマスに外出されるでしょうから、日焼け対策をしっかりとしていきましょう。

 

2.ボクシングデーは大繁盛

クリスマス翌日の26日となるボクシングデーも「祝日」でお休みです。

ただ、この日は普通の会社はお休みですが、ショッピングセンターは、お店によっては早朝からオープンして大大大セールを行います。

ボクシングデー = お買い物デー です。

このボクシングデーはBoxing、スポーツのボクシングではなく、プレゼントを箱詰めするボクシングのほうです。

普段の価格よりも半額以上の値下げを行うものもあり、毎年ボクシングデーはショッピングセンターはものすごい人だかりで、入場規制も敷かれるほど。

僕も毎年嫁に連れていかれて、これがまた疲れるんですよね(笑)

確かに安いので、僕も仕事で使うビジネスシャツや靴も、この日にちょっといいものを買いに行くこともあります。

Myerなんかは、毎年朝5時にお店を開けています。
そして、そんな早朝からお店の前で並ぶ人もまた多いのもびっくりですね。

今年はそういう風にはいきませんが、これもまたオーストラリアや海外で過ごすクリスマスシーズンの風物詩のようなものですので、是非ボクシングデーにお買い物に行ってみましょう。

 

3.2020年のクリスマスは・・・

コロナウィルス対策のため、どのお店も入場規制を敷くことは必須でしょう。

また、オンライン注文がメインとなり、各店舗のサーバーダウンも懸念されます。

つい先日、残念なことにシドニーのNorthern Beachにてクラスター17人感染が確認され、即座にこの地域からのQLD州・タスマニアへの入境に規制が再びかかりました。

規制が緩和され、シドニーを脱出する人々が増えている中、感染再拡大も心配されるので、毎年のにぎやかさはないでしょう。

僕もクリスマスの時期を避けてちょっと旅行にはいく予定です。

が、クリスマスの日はウチののんびり・・・ということになりそうですね。