車事故に遭ってしまったら

逢いたくはないですが、車を運転していれば誰しもがほぼ必ず遭遇するといっても過言ではないかもしれません。車での事故に遭ったり、起こしたりという場面を常に想定し、事故の場面に出くわしてしまったら、きちんと対応できるように準備しておきましょう。

今回は僕の体験をもとにご紹介していきます。

1.誰しもが出くわす

恥ずかしながら、僕の不注意で事故を起こしてしまいました。

幸いなことに人は巻き込んでいなく、他の車なども巻き込まず、ぶつかってしまったのも大型トレーラーだったので、かすり傷がついたくらいで、相手の車両はほぼ無事だったのが不幸中の幸いでした。

僕らの車は、右側後方のあたりからぶつかってしまい、後部バンパー部分が見事に落ちました。

普段は慎重すぎるくらい注意して運転するのですが、久しぶりの長時間ドライブで、ちょっと疲れて油断してしまいました。

一瞬の油断がこういった結果となりますね。しかも特にシドニーのドライバーはすぐにクラクションを鳴らしまくったり、強引な車線変更や危険な追い抜きをする人も多いので、特に注意が必要ですしね。

 

2.まずはそこで止まり000へ電話

基本は、事故に遭ったらその場で止まりましょう。

そこで止まるのが危なかったら安全なところまで行って止めるのも無難かもしれませんが、原則はその場で止まらなければならないことになっています。

僕もホントはその場で止まればよかったかもしれませんが、なんせ、多くの車が行き来する交差点のど真ん中だったので、思わずここで止まるのはまずいと思い、少し先に行って、スペースのあるところで止めてから、000へ電話しました。

また、ぶつかってしまったトレーラーの運転手の方がとても良い人だったのも運がよかったです。わざわざはずれた後部バンパーを拾って持ってきてくれました。

トレーラーのドライバーの方に状況を聞いて、それをもとに警察へ電話し、現場の状況を見てきてもらうようにお願いしました。

特に他に巻き込まれたり、二次被害もなかったようでしたので、警察経由で牽引の手配をしてもらい、僕らの車は牽引されていきました。

ぶつかってしまったドライバーの方にお互いの免許証情報を交換し、連絡先を交換して、対応終了です。ちなみに、この連絡先交換も必須ですので、忘れずに行いましょう。

僕もこんなことははじめてだったのですが、警察の方にもここまでの対応が終了したが、他に何かやらなければならないことはあるのか聞きましたが、これでおしまいということでしたので、そこまで大事にならずにちょっとほっとしました。

 

3.保険会社とのやりとり

事故に遭った車の牽引は$300くらいですが、Comprehensiveの保険に加入していれば、自分からお金を払うことはなく、AAMI、Allianz、NRMAのような主要車保険会社であれば、そのまま該当の保険会社へ請求が行きますので、牽引費用については特に何もすることはありません。

僕らもAAMIに加入していたので、牽引費用については特にすることはありませんでした。

その後の保険手続きですが、僕らのAAMIの場合は、まずはすぐに事故にあったことを知らせて、保険申請を行います。特に準備する書類などはなく、電話やオンラインサービスなどから保険申請手続きをすぐに行うことになります。

AMMIの場合はすべて自分のアカウントからオンラインで申請できるので、事故の状況などを記載してオンライン上のフォームから提出します。

そうすると、次の日くらいにAMMIから電話がありますので、そこで事故の状況を確認し、自分の保険で設定されているExcess feeを支払います。僕らの場合は$695に設定してまりますので、この金額をAMMIへ支払いしました。

次に、AMMIが修理を担当する工場を選定して、牽引会社に保管してある車をそこへ移動させる手続きをやってくれます。

修理工場へ車が移動された後、その修理工場の担当者がどのくらいで直るのか、もしくは廃車となるのかを決定します。

残念ながら、僕らの車は廃車となってしまいました。

廃車は英語で「Write off」と呼ばれます。

廃車が決定した場合、Total Loss TeamというAMMIの部署が廃車手続きを行い、これまた設定されている保険金額の支払いが僕らへ行われます。だいたい$15000くらいが支払われました。なので、次の新しい車を購入するときには助かりますね。

ちなみにナンバープレートの返還もNSWへ行わなければならないのですが、これもAMMIが代行してくれます。

僕らはこの廃車となった旨のレターがAMMIから来ますので、これを持ってService NSWへ行き、廃車(Write off)の報告とこれで未使用分のCTP(強制保険)の返金手続きを行います。

逢いたくはないですが、万が一事故となった場合は、こんな流れですね。

車の保険はThird Party Insuranceではなく、絶対にComprehensiveがいいです。

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