シドニーに来ると是非一度は行きたくなる観光スポットのブルーマウンテンズ。日本語ガイドツアーもたくさんあるほど、世界中の観光客に人気な世界遺産です。
ツアーもたくさんありますが、「そんなの面倒だ」「もっと安く行ける」といろいろな意見が持ち上がり、ワーホリや留学生の間で討論になったりすることもしばしば。
いったいどういう風にいくのがよいのか考えてみましょう。
1.ブルーマウンテンズはどこにある?
シドニーから西へ約100kmほどにあるのがブルーマウンテンズ国立公園。世界遺産になっているシドニーエリアでは不動の人気を誇る観光地の一つです。
車で順調にいけば約1時間半で行くことのできる、意外と気軽のいつでもいけるようなところにありますので、レンタカーなどでお友達で集まって一緒に行かれる方もいらっしゃいますね。
電車でも行くことができます。Blue Mountains Line という路線があるのですが、その路線でKatoombaで下車し、さらにそこからバスか徒歩であの有名なスリーシスターズの岩が見えるエコーポイントまでいくことができます。
Katoomba駅からバスが捕まればよいのですが、田舎なのであまり本数はなく、歩くと駅からエコーポイントまでは40分前後といったところでしょうか。
電車だとセントラル駅からこのKatoomba駅までは約2時間。そこからエコーポイントやそのほかの観光ポイントまで移動する時間を考えると、結構大変ですよね。このため、ツアーを利用して観光を楽しむ方も多いです。
2.ブルーマウンテンズ観光を楽しむ方法
ではどんな観光がブルーマウンテンズにあるのかをご紹介しましょう。
ブルーマウンテンズでの主な観光は
- エコーポイントでスリーシスターズを見る
- シーニックワールドでトロッコやロープウェイの乗車を楽しむ
- 山の中をガチでハイキングする
- ジェノランケーブへ行く
やはりいちばんの定番は、あのスリーシスターズの岩を見ることでしょう。これを見ずしてブルーマウンテンズに行ったとは言えないくらいですね。
このエコーポイントはアクセスもしやすく、自力で行くにもさほど問題ないですし、どのツアーにも含まれているスポットです。
また、シーニックワールドもブルーマウンテンズでは名物。特に世界一と認定されている45度の急な角度となっているトロッコで山の麓まで降りていくのは、かなりエキサイティングなアクティビティでしょう。
お土産もこのシーニックワールドで購入できます。
それから、ブルーマウンテンズ内はハイキングできるコースも整っています。世界遺産の森の中を探検してしたいのであれば、ハイキングに挑戦するのもよいでしょう。
ブルーマウンテンズ観光といえば、ジェノランケーブも忘れてはいけません。実はこのジェノランケーブは、ブルーマウンテンズからは車で約1時間半ほど離れたところにあるのですが、ツアーでは一緒に回ってくれるところもあります。
ジェノランケーブまで道のりは険しく、運転には少々怖いような断崖絶壁の箇所を走っていくので、主にツアーで行かれる方が多いと思います。
ジェノランケーブは世界最古の鍾乳洞で、その中はとても神秘的で、地球の長い歴史を物語るかのような風景が一面に広がっています。僕も是非お勧めしたいスポットですね。
3.何をしたいによって行き方を検討しよう
ブルーマウンテンズは観光スポットも様々で、そのすべてを回るのはなかなかチャレンジなことで、ましてや1日ですべてを回るのは無理です。
なので、どこを重点のおいて観光したいかによって、ブルーマウンテンズ観光の方法も変わってくるのではないでしょうか。
●スリーシスターズが見られればそれでOK
であれば、わざわざツアーを使う必要はないでしょう。レンタカーなどでお友達を一緒に行ったり、電車で一人でも十分に行けるところにあります。
●シーニックワールドも楽しみたい
車があれば、特にツアーを使う必要はないと思います。ブルーマウンテンズ周辺にも整備された道路が通っていますし、自分で運転して乗車ポイントを回ることができます。
電車で行かれる方は、徒歩ではかなり大変なので、Blue Mountains Explorer という赤い観光バスがKatoomba駅から出ていますので、こちらを利用することになります。しかし、バスの時間帯が限られていますので、あらかじめ時刻表をしっかりと確認しておきましょう。
●ハイキングしたい
車で行かれることをお勧めいたします。
そして本気でブルーマウンテンズを隈なく歩き回りたいのであれば、泊まりでいくのがよいでしょう。
僕も昔一人でブルーマウンテンズへ行ったときに、何となくの興味で山の中のハイキングコースを歩きましたが、マジな冒険家が行くような道のりで、途中で出口を見失い、結局6時間くらい歩き回っていました。(そのときはハイキングのつもりはまったくなく、軽装でいったので、足は痛いし寒いしという感じでしたね。)
電車もシティへ戻る最終の時間は意外に早いので、時間をまったく気にすることのない状況で行くようにしてください。
なので、ハイキングをするなら車で行きましょう。
●ジェノランケーブまで行ってみたい
車でもよいのですが、結構な道のりを走ることになります。
これはツアーを使うのが得策ではないかと思います。
ブルーマウンテンズの観光は1日で済ませたいという方が非常に多いと思います。
ツアーであればエコーポイントとシーニックワールドも行ってくれる上に、ジェノランケーブへ連れていってくれるものもあります。1日で主要観光ポイントはすべて網羅できるのがツアーのよいところです。
特にジェノランケーブは別途予約が必要で、自力でその入場チケットを手に入れるのは難しいこともありますが、ツアーに含まれていればそんな手間もいらないので、とても便利ですね。
ブルーマウンテンズ方面への観光には欠かせないといってもよいほど大人気のジェノランケーブ。夏に行っても冬に行っても、鍾乳洞内の気温は15℃くらいに保たれるようになっているのです。すごいですね!
●ツアーはブルーマウンテンズ周辺の穴場スポットにも行ける!
ブルーマウンテンズ周辺には、アンティークな雰囲気が漂う ルーラや、断崖絶壁からの景色抜群のキングステーブルといった、穴場スポットも含まれています。
限られた時間の中でこういったエリアまで楽しむことができるのがツアーの良いところです。
定評のあるツアー会社は、「ジャックさん日本語ツアー」です。日本語が流暢な現地オージーガイド、もしくは日本人ガイドがついて、半日で行けるツアーから、一番人気のジェノランケーブツアーまでそろっています。
コロナ渦の影響を受けているので、現在ほとんどのツアー会社がプライベートツアーという形式を取っていると思います。
日本語でお問い合わせ可能ですので、是非申し込みしてみましょう。
また、多くの現地旅行会社でもジャックさんツアーを取り扱っていますので、近くに旅行代理店があれば気軽に行ってみましょう。
4.ブルーマウンテンズの豆知識
山は緑なのに何で「ブルー」なの?
ブルーマウンテンズにそびえ立つユーカリの木の葉のその秘密があります
ユーカリの木なので、よく耳にするユーカリオイルはこの葉から出るのです。
揮発したオイル成分が日光に反射し、青み掛かった風景を生み出すことから「ブルー」マウンテンズと名付けられたそうです。
また、基本的に降水量の少ないオーストラリアですが、国全体の降水量はこのブルーマウンテンズのエリアが大部分を占めます。山ということもあり、気候は変化しやすいです。
このブルーマウンテンズに貯蓄されている雨水が地中を通り、何十年、時には100年以上もかけて、オーストラリアの別の土地へと渡り、吹き出すこともあるんだとか。
5.ブルーマウンテンズ関連ツアーのお申込み
ご希望日、回りたい場所、ご参加される人数を info@ruraljapan.net へEメールくださいませ。
なるべくご希望に近い形で、ご提案させて頂きます。