ワクチン接種率70%~80%でロックダウン終了、そして国境再開へ

デルタ株で再び昨年の悪夢がよみがえってきてますが、アストラゼネカワクチンが解禁されて以来、その接種率も驚異的なペースで進んでいます。先日の会見でスコット・モリソン首相は、ワクチン接種率が目標に達した場合、規制緩和を実施する方向性を発表しました。

1.もはやゼロにはできない

コロナをなくすことはできず、どんなに対策を講じてもかかってしまう人は出てきてしまいます。

オーストラリアですら、これだけロックダウンを実施しながらも、感染者は減るどころか、毎日新記録を目下更新中という状況です。

モリソン首相は、「これから前へ進んでいかなければいけない」と語り、コロナと共存して経済を復活させていく旨を述べました。

またNSW州首相のべレジクリアン氏は、ついに州内の1日の新規感染者が1000人の大台に乗ってしまった日なのにもかかわらず、ワクチン接種が600万回を突破したことから、ワクチン接種を2回完了している人たちへの外出規制を若干緩和することを発表しました。

 

2.ロックダウン終了と国境再開の基準

現時点では、以下のワクチン接種率にて規制緩和が検討されています。

・ワクチン接種率70%: ロックダウンの規制を緩和

・ワクチン接種率80%: ロックダウンの終了

まだ完全にこれで決定というわけではないですが、いずれにせよ、今後はワクチン接種率で生活規制を緩和・解除していくという概念になりそうです。

モリソン氏の会見はこちらから

 

3.カンタスグループが12月半ばを目途に国際線再開を目指す

国際線を停止しているカンタスグループは、ワクチン接種率が上昇しているのを踏まえ、12月半ばにコロナ安全国に対してオーストラリアからのフライトを再開させる計画を発表しました。

コロナ安全国(COVID Safe Destination)に現時点で含まれているのが、シンガポール、アメリカ、日本、カナダ、イギリス、フィジーなどとなるようです。

具体的な決まりはまだ決まっていませんが、おそらくワクチン接種が完了している人から国境を行き来できるようになると想定されています。

 

4.現時点ではワクチン接種と基本的な感染防止対策を行うのが最善の策

現時点では、ワクチンを受ける、そして手洗いの徹底、手指消毒の徹底、密を避ける、マスクの着用など、基本的なコロナ対策を続けていくことが最善の策でしょう。

たとえワクチン接種を完了したとしても、あくまでワクチンは重症化を防ぐだけであって、感染はしてしまう可能性は十分にありますので、基本的な対策は怠らないようにしましょう。

また、コロナに負けない体づくりも大事です。

どんなに体を鍛えてもウィルスに勝てないといえば勝てないですが、普段から定期的な運動と食事、睡眠、そしてストレスをためないように生活していくことを心がけ、心身ともに健康を維持することも大事です。

少しずつですが、僕等の生活は元に戻っていく方向性はできてきていますので、ここを踏ん張って、乗り越えていきましょう。

僕も日本出張が終われば、ほぼ無職になってしまいますが(笑)、ここで諦めたら試合終了だー

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