今回は実際にオーストラリアで生活を始めたら、どんなことが起こるの?をテーマに書いていきますね。
うわべのことではなく、少しでも現場の雰囲気を感じて頂くために、なるべくリアルにご紹介していければと思います。
1.アルコール・たばこ・飲み屋さんなど
ロックダウンの影響下でも、お酒のお店はちゃんと「必要なサービス」として認定され、通常通りに営業していました(笑)
お酒とたばこは18歳以上です。州にもよりますが、原則お酒とたばこを売る場所は、普通のショッピングとは厳格に分けられており、お酒を扱う仕事する場合には資格が必要です。(RSA)
どんなに大人にみられても、だいたい30歳前後くらいまでは、ほぼ確実にID提示を求められます。
僕もすでに30をとっくに過ぎてますが、ほとんどIDを求められてます。
(まぁ、悪い気はしないけど 笑)
たばこも多くのスーパーやコンビニで売ってますが、法律上、広告を出せないので、カウンターで「たばこちょうだい」って言って、初めてたばこを出してくれます。
しかも、1箱$20くらい?ですかね?めっちゃ高いです。(僕は吸いません)
飲み屋さん(バー)も、入場の時点でIDを出すようにセキュリティに言われますので、必ずパスポートを持って行ってくださいね。
国際運転免許証や学生証はダメです。オーストラリアの学校や大学などの学生証もダメです。
パスポートか、オーストラリア公式ID(オーストラリアの運転免許や、オーストラリア政府機関発行の写真付きID)以外は受付不可なので注意してくださいね。
2.チップ制度
オーストラリアでは実質ありません。
北米では15~20%ほどのチップを上乗せして払うのが暗黙のルールですが、オーストラリアにはそこまでチップは根付いていませんので、チップを払わなくても嫌な顔はされませんよ。
(僕はカナダ時代、チップを払うのを忘れたとき、めっちゃ嫌な雰囲気になったのを覚えてます・・・)
でも、よいサービスをしてくれた人へは、感謝の気持ちを込めて、少し余分にお金を渡すことは僕はしてますね。
3.物価
日本と比較すれば一目瞭然です。
・ペットボトルジュース
オーストラリア:$6前後 / 日本:150円前後
・家賃
オーストラリア:1週間$400~$600 / 日本:1カ月5~6万円
・昼食
オーストラリアはどんなの安くても$10~ / 日本では500円前後くらいですかね?
・夕食
オーストラリアのお店はだいたい$30~/日本は1000円から高くても2000円くらい?
家賃の高さにはびっくりですね・・みんな最初はシェアハウスですが、それでも1人1週間で$200弱ぐらいだから、大変です。。。しっかり貯金をしてから渡航してください。
とはいっても、オーストラリアはお給料も高いのです。最低時給は$19くらいですかね?今のところは。これも毎年変わります。
ちなみに、僕が来たばかりのときは$16くらいでした。
仕事を普通にしていれば十分生活できますが、最初の頃はちょっと大変かもなので、よく計画を練って、十分に資金を貯めておくに越したことはないでしょう。
シェアハウスに入るとして、1カ月のかかるだいたいの生活費は$1000前後とみておけば無難だと思います。
初めてオーストラリアでもらったお給料で最初に買ったのは、メガネです。(泣)
なぜなら、シドニーに来る途中で壊してしまったのです。。。
4.オーストラリア人の価値観
典型的なイメージで、「オーストラリアの人は時間に適当だ」とか「オーストラリア人はなんでも気軽に考える」「オープンな人たち」とか、そんなのをよく見かけますが・・
僕の今の生活から見ると、これはまったくの嘘です。
オーストラリアは多民族社会。だから人によって考えや文化、宗教も様々です。
仕事ともなれば、時間には厳格です。(ホントにテキトーだったらクビです)
学校のクラスも時間厳守ですよ!遅刻が多ければ、当たり前ですが進級や卒業もできません。
オーストラリアは、確かに日本と比べたら気さくな方が多いです。
道を歩いていれば、道を聞かれることはしょっちゅうです。
が、しかし、これも人の性格によるものです。ホームステイ・学校や職場での人間関係も、人により性格は様々という一般的なことを念頭においておきましょう。
そうそう、今思い出しましたが、相手が明らかに間違っていれば、はっきり強く意見したほうがいいですね。
この前バスに乗っていて、自分の家の近くで降りるため、「STOP(次とまります)」のボタンを押したのですよ。
にもかかわらず、そのバス運転手、普通に素通りしやがった。
ここで遠慮して待っていると、次のバス停までかなり距離があるので、
「ちょっと待って。ボタン押してます」
と控えめに言ったのですが、まったく聞く耳持たず、これはヤバイと思い、今度はきつくいってみました。
「おい!待ってくれと言ってるじゃないですか!ストップのランプあるでしょう!ここで止まって!」
と怒鳴ってみました。
でようやく止まってくれたのですが、謝罪一つなく、ただぶっきらぼうにドアを開けただけでした。
謝らない文化ではありません。ちゃんとした人であれば、きちんと謝罪してくれます。
これは明らかにバス運転手が悪いです。
挨拶やお礼、謝罪は文化関係ないです。地球上の当たり前のマナーです。
日本でもどの国でも、互いを尊敬しあい、思いやる文化は万国共通です。むしろその点にかんしては日本人は得意なはずですので、その思いやり精神の文化を武器に、よき国際交流を築いていくことができるでしょう。