オーストラリアのブログですが、アメリカ大統領選挙がついに決着ですね!とうとうトランプ政権が終わり、バイデン氏の政権がスタートですね。
この決定を受けて、オーストラリアの現首相のスコット・モリソン氏は、新アメリカ大統領のバイデン氏と、新たに副大統領となったハリス氏をオーストラリアへ招待すると発表しました。
ANZUSの調停がされて70周年記念となるときに、バイデン氏とハリス氏をオーストラリアへ招待する意向です。
ちなみにこのANZUSというのは、僕もよく知らなくて今ちょこっと調べてみたのですが、1951年にオーストラリア・ニュージーランド・アメリカの間で結ばれた平和安全協定みたいなものみたいですね。
これに合わせて、両氏をオーストラリアへ向かえるというわけですね。
オーストラリアは日本と同じく首相の制度ですので、基本的には議会から国のトップが選出されます。
僕が2013年にオーストラリアにきてから、これまで4回首相が変わりましたね。
最初の首相はジュリア・ギラードさんという女性首相でした。
バンダバーグで洪水被害に遭っている最中、ギラードさんが来ていたので、その時オーストラリア首相を初めて生で見ることとなりましたね。
で、僕がオーストラリアに来てからの首相の代わりようは、このようになっています。
Julia Gillard(2010-2013)
↓
Kevin Rudd(2007-2010 & 2013)
↓
Tony Abbot (2013-2015)
↓
Malcolm Turnbull(2015-2018)
↓
Scott Morrison(2018~)
こんな変わりようですね。Kevinさんは、ほとんど記憶にないです。1年も持たなかったですからね。アボットさんは、よくわからないのですが、周りの評判はかなりよくなかったです。
オーストラリアは国というよりも、各州に州ごとの首相がいて、州の自治の力がすごいですから、国が各州へ介入することはあまりないです。
また、オーストラリアの選挙は「強制」となっています。選挙権のある人は必ず投票に行かなければなりません。
投票に行かない場合は、約$500の罰金が課せられます。
投票率が上がるのはよいことですが、罰金を免れるために、適当に選んで投票する人も多くなるのも事実なので、果たしてこれが良い制度なのかどうかは疑問ですが・・・
オーストラリアで選挙権があるのはオーストラリア人のみです。つまりオーストラリアのパスポート保持者のみです。
永住権があるだけで国籍が違う場合は、選挙権はありません。
僕はオーストラリアでは選挙権はないです。
日本の選挙は、在外選挙で投票したことはありますけど。そのときは候補者の演説内容と背景の出来事をきちんと調べてからシドニー総領事館へ投票へ行きました。
ここ数年では、オーストラリア首相は2年前後で交代していますので、もしかしたらモリソンさんもそろそろ・・・ですかね。