1月26日はオーストラリア建国記念日

本日1月26日はオーストラリア建国記念日(Australia Day・オーストラリアデー)です。もちろん祝日となりますので、会社や学校はお休みです。

せっかくなので、オーストラリアデーってどんな日となるのか、どんな歴史があるのかを、ちょっと調べてみましたので、ご紹介しますね。

1.どんな背景?

オーストラリアデーと名の付くくらいだから、イギリスの植民地から独立した日なのかなって思うじゃないですか。

どうもそうではないようですね。

ちょっとググってみると、実際にオーストラリアとして事実上植民地から独立したのは1901年の1月1日みたいですね。

このオーストラリアデーは、1788年の1月26日にイギリスの艦隊が今のオーストラリアに到着した日として定められているようです。当時はオーストラリア大陸はイギリスの囚人たちの収容所だったのですって。これ、ホントに建国記念日にしてよかったのでしょうか・・・?

それなら、独立した日となる1月1日に設定したほうがよかったのでは?

まぁでも、これは僕の予想ですが、1月1日にすると元旦祝日と被るから、国民の祝日が減りますよね?だから、何か昔の歴史を探して、たまたま独立日と同じ月となる1月26日にしたのでは?と勝手に思っています。

 

2.街中の様子

特に大きなイベントや習慣はないですね。街中も普通の休日って感じです。

普通の会社はほとんど休みですが、お店などはちょこっと営業時間短縮するくらいで普通に開いてますしね。

全然買い物できますよ。

家族でのんびり休日を過ごす方もいらっしゃれば、夏なのでビーチに繰り出したり、外でBBQを楽しんだりなど、いたってオーストラリアのいつも通りの休日って感じです。

(今年はコロナ危機なので、外で集まったり大勢で集まったりというのはありませんが。)

 

3.デモに注意

ただ、こういった特別な日に、いろいろと騒動を起こしたくなる人も多いようです。

先ほどもご紹介したように、ある意味この日はオーストラリアへ「侵略」された日ともいえるので、特に先住民アボリジニ―の方々にとっては良い日ではありません。

それに関連したデモが起こされることもあるようです。

ちなみに、今日はまさにそのデモがシドニーシティで1000人以上の規模で行われる予定があると、シドニー総領事館から注意喚起のお知らせが来ています。

もちろん、コロナ危機ですので、NSW州のCOVID Safeのルール上、この人数での集まりは違法です。警察の許可もなしで行うでしょう。きっとこれから罰金刑と逮捕者が続出するでしょう。

危ないので、巻き込まれないように気を付けてくださいね。