オーストラリアでのコロナウィルス対策更新情報 2020年5月8日

本日5月8日の内閣会議で、これから段階的に現在の制限措置を緩和していく方針が発表されました。

１．概要

本日5月8日の内閣での会議により、モリソン首相は、オーストラリアでは徐々にコロナウィルス対策の効果が表れているとして、これから徐々に安全な経済社会を目指す方針を述べました。

その目標に向けて、今後3段階に分けて現在の生活規制を緩和していくことを発表しました。

しかし、どの段階においても、１．５メートル以上の社会的距離 (Social Distance）、手洗い・うがい・咳エチケットの徹底、病気の際は自宅隔離、コロナウィルスアプリの利用が求められます。

***コロナウィルスアプリ(COVID Safe)とは？***

スマートフォン、iPhoneのBluetooth機能を使って、アプリ使用者同士が1.5メートル以内の距離で15分以上の接触をした場合、それぞれの携帯電話にそのデータが記録される。もしアプリ使用者の感染が発覚した場合、保健省職員がその記録を基に接触者へ連絡を行う。

２．３段階の規制緩和

3週間ごとに見直しを行うことを前提に、以下のように3段階で規制緩和が実施される予定です。

＜ステージ１＞

• 最大5名までの自宅への来客
• 公共の場での最大１０名までの集まり
• 一部レストランやカフェの再開
• 図書館や市民センター、プレイグランドの再開

＜ステージ２＞

• 公共の場での最大２０名までの集まり
• ジム、美容院、映画館、博物館/美術館、遊園地などの再開
• キャンプ場の再開
• 一部州外への旅行

＜ステージ３＞

• 最大１００名までの集まり
• 職場への復帰
• ナイトクラブ、フードコートの再開
• オーストラリア国内の旅行
• ニュージーランドへの旅行、及び留学生の渡航を可能するかどうかの検討

３．規制緩和の開始時期

各州が現場の状況を判断し、具体的な時期や緩和内容の詳細を決定します。

現時点では、まだその詳細は判明しておりませんが、近々各州より、順次発表される予定です。

４．上記を踏まえて・・・・

確かにオーストラリア国内の感染については、だいぶ落ち着いてきた模様です。

買いだめ騒動も一段落して、モノが不足することが徐々になくなってきました。

国内での経済活動は、あと数か月で徐々に正常に戻ってくるのではないでしょうか。

現段階では、ステージ３の段階で留学生の渡航が検討されるとのことですので、
少しずつ国境も再開される見込みと思われます。

ここまででうまくいけば、旅行者の受け入れ可能となるのも、そう遠くないかもしれません。

本当にすべてが順調に事が運べば、もしかしたら、今年の年末の旅行は可能になるのかもしれませんね。

また情報が更新されましたら、このブログからもお知らせしていきますね。