全日空(ANA)がシドニー・羽田線の運航拡大

全日本空輸(全日空・ANA)の発表によりますと、10月2日よりシドニー~羽田線の直行便を週5回に拡大すると発表がありました。

1.唯一日本へ直行便を出している航空会社

先日日本航空(JAL)が片道の直行(羽田⇒シドニーと成田⇒シドニー)の運航を発表しましたが、シドニーと往復で直行便を出している唯一の航空会社が現在はANAのみです。

パース~成田線は引きつづき運休のままということですが、徐々にではありますが、空の便も回復の兆しを見せ始めてきました。

日本~オーストラリアを結んでいる路線をまとめますと、現時点ではこのようになります。

【全日空(ANA)】
・シドニー~羽田線
シドニー発の便は、10月1日(木)までは週3便(月曜日、木曜日、土曜日)で運航
⇒10月2日(金)から11月1日(日)まで(11月1日(日)シドニー発の便まで)はシドニー発の便を週5便(日曜日、月曜日、木曜日、金曜日、土曜日)で運航予定。
羽田発の便は、10月31日(土)まで週3便(日曜日、水曜日、金曜日)で運航

・成田~パース線は引き続き運休中

【日本航空(JAL)】
・シドニー~成田/羽田線
シドニー発の便は10月1日(木)発の便まで運休、羽田発及び成田発の便は9月1日(火)から30日(日)までの間、各週1便で運航予定。羽田発の便は木曜日、成田発の便は月曜日に運航予定。
⇒9月10日の発表で、日本航空は、シドニー・羽田/成田線について、シドニー発の便を10月2日(金)から10月31日(土)までは週2便(日曜日、月曜日)で運航再開し、日本発の便は、10月1日(木)から31日(土)までは羽田発のみ週2便(月曜日、金曜日)で運航すると発表しました。

・メルボルン~成田線は引き続き運休中

【カンタス・ジェットスター・ヴァージンオーストラリア航空】
引き続き運休中。ヴァージンオーストラリア航空については破綻しているので現在経営再建中。

 

2.シドニー発の片道のみ週5へ拡大

今回の路線拡大は、シドニー⇒羽田の片道のみ、週5回となるようです。

日本航空が逆の東京⇒シドニー片道を復活させる発表をしているので、ある意味ちょうどよいかもしれません。
⇒9月10日の発表により、週2便のみシドニー発の便を再開する発表がなされました。

シドニー⇒羽田のみ拡大したということは、これから日本へ帰る人が多くいるという見込みでしょうかね・・・意外とまだワーホリ・留学生でオーストラリアに残っている方は多いのかもしれません。

永住者やオーストラリア国籍の人は、政府の許可がないと簡単に出国できないので、なかなか僕も日本へ帰ることができず、ちょっと家族が心配です。

ホントは今年の5月くらいに帰る予定だったのですが、まさかこんなことになるとは・・・

 

3.国境が開くのはいつ頃?

僕の周りでは、来年2021年の3月頃に国境が開かれることを想定しているようです。

が、僕は今のオーストラリア政府の様子を見ますとそうは到底思えません。

仮に早々に国境が開いたとしても、かなりの制限があることが予想されます。

例えば、入国時には14日間以内にCOVID Testで陰性であること、入国後指定の隔離ホテルで自己負担にて14日間の隔離、などの措置が考えられます。

そうなると、観光としてオーストラリアに来るのはまだ無理ですね。

モリソン首相はクリスマスまでには国内の州境は再開できるように計画していますが、WA州知事をはじめ、これにはまだ反対の人も少なくありません。

まだまだ我慢の日々が続きそうです。