こんなお手紙を頂いたのは初めてですね。航空会社の方々も、大変な時期だからこそ、今できる精一杯のことを頑張っているのだと思います。さすがの日本のおもてなしですね。
毎回のANAの搭乗者は20名前後、最大で全他の50%まで乗客可能だそうですが、いつも20名くらいだそうです。
こんな大変な中でも、現在のところ全日空(ANA)は週5回のペースで羽田~シドニー間の直行便を運航しています。
僕が乗った時も、正直CAさんのほうが乗客より人数多いんじゃないかって思ったくらいで、コロナ前の、300人前後のお客様をお世話する、あの戦場のような状況がうそのようです。
だからこそ、普段はできないようなサービスができるのでしょうか。コロナの時じゃないと、ある意味このような快適な空の旅は体験できないでしょう。エコノミーなのに、気分はビジネスクラスです(笑)
実は、僕は飛行機の中ではあまり眠れない方なのです。寝たいのですが、どうも座席で寝るというのに慣れていなくて、ホントに眠いんですけど、どうしてもいつも眠れないんですよね。
なので、夜中何かしらのテレビや映画をみたり、音楽聞きながらとか、トイレに行ってもすぐに座席に戻らず、15分くらいストレッチしてから座席に戻ります。
そんな状況を見て、わざわざCAの方から夜中なのに声をかけてくるんですよね。
普段じゃこんなの絶対ないです。
そのとき20分位ですかね、いろいろと雑談をさせて頂いて、今の空のクルーの方々の苦労を聞くことができました。
いちばん面倒そうというか、大変そうだったのが、毎回のPCR検査。
国際線乗務のたびに受けなければならず、出発前に2回、現地の外国についてから2~3回、そして日本に戻ってきてまたい受けてと、今まで何回検査を受けたか覚えていないほど。
特にオーストラリアは他のどの国よりも厳しい封鎖体制をとっていますので、シドニー線は特に大変だそうです。
でも、やっぱり訓練されている(といったら失礼かもですが)というか、プロというか、お話上手・聞き上手ですね。
キャバクラへいっても十分に問題ないくらいのトーク力ではないでしょうか(笑)
※(注)キャバクラは行ったことないです
僕が何気なくお話することも、めちゃめちゃしっかり反応して返してきます。
ホントにすごいですね。
これは真面目な話ですが、今後の僕自身の仕事においても、この姿勢はとても参考になりましたし、勉強になりました。
普段のフライトだったら、絶対にこんなことに気づけないと思います。
ある意味、こんな状況下だからこそ、良い経験ができているのでしょう。
で、そのお話をさせて頂いた方から、こんなすばらしいポストカードを頂いたわけです。
帰りの便も楽しみです!