オーストラリアでの留学やワーホリは、他国と比較してメリットとなる点もたくさんあります。コロナの規制が解除され、オーストラリア入国が自由になった今、たくさんのワーホリ・留学生がやってきています!
1.まずはモリソン元首相の発言を謝罪
コロナが流行りだして国境を封鎖したとき、印象に残っている方も多いと思いますが、モリソン元首相が「資金やその他理由でオーストラリアに滞在が難しいという留学生は、自分の国へ帰りなさい」と軽々しく発言したことが大きな波紋を呼び、このせいで、本当に多くの留学生が帰国してしまいました。
本当に資金難などの理由というわけでなく、わざわざオーストラリアの大学や学校を途中でやめてまで帰国し、他の国の学校や大学へ編入を検討する方が多くなってしまったのです。
観光大国、そして留学大国でもあるオーストラリア。
国立大学も、実に半分以上が留学生であるという事実を、モリソン氏は忘れているようです。
この発言は他の議員からも猛反発があり、モリソン氏を非難する声も多数あがりました。
大学によっては留学生激減のため経営難に陥り、半分以上の職員を解雇せざるを得ない状況にもなりました。
政治家の軽はずみな言動は、国によらずどこも同じですね。。。
でも、9年以上オーストラリアに滞在してきて、僕はやっぱりオーストラリアはいいなって思います。
2.最初のビザは比較的簡単
おそらく他の国のワーホリビザや学生ビザの手続きと比べると、オーストラリアのビザはわりと簡単に取得できるのではないでしょうか。
まずはワーホリビザ。
多くの国では毎年人数制限を設けていて、またその手続きも時間を要しますが、オーストラリアのワーキングホリデービザは、人数制限はありません。
また、その手続きもオンラインから申請となりますが、申請後は、特に問題がなければ、申請したその日にはビザが出る人がほとんどです。
僕も午前中にワーホリビザを申請して、その日の夕方にはビザがおりました。
ワーホリビザは、ビザが下りてから1年以内にオーストラリアへ入国する必要があり、入国した日から数えて1年間の滞在が可能です。
結構お手軽ではないでしょうか? 以外と簡単に海外長期滞在のビザが申請できちゃうんです!
それから学生ビザ。
こちらも、学校さえ決まってしまえば、最初の学生ビザであれば、1カ月前後で学生ビザも下りると思いますよ。
現在はいろいろと理由を提出しなければならなくなり、「なぜこの学校で、どんな勉強をしたいのか」とか英語で書いて出さなければなりませんが、今は多くの留学エージェントがビザ担当のスタッフを在籍させていて、彼らがサポートしてくれますので、あまり心配する必要はありません。
健康診断なども必要がことがありますが、これもビザ担当のスタッフがサポートしますので、初めての方も安心して留学に挑戦できますよ!
(ビザの情報は2021年8月時点の情報です。申請の際は最新情報を必ず確認してくださいね。)
モリソン氏は軽はずみな発言をしてしまいましたが、オーストラリア各州は、留学生やワーホリの方々を常に歓迎してくれます。
3.就労も可能
ワーホリがフルタイムで勤務できるのは周知されていますが、オーストラリアでは学生ビザでも労働することが可能です。
他の国では学生ビザだけでは働けない場合がほとんどですが、オーストラリアでは学生ビザを持っているだけで、合法的に労働することが可能です。
以下の制限がありますが・・・・
〇2週間で40時間以内の労働
(※2022年8月時点では一時的にこの制限が撤廃されています)
ホントにカジュアル程度ではありますが、働くことはできます。
また、ホリデー期間は時間に関係なく、無制限に働くことができます。
そのため、 オーストラリアでの職歴を積めることができるので、学校卒業後の進路にも大いに役立てることも可能なのです!
4.次のビザへつながりやすい/長期滞在もしやすい
言わずもがな、 ここがオーストラリアでの滞在の非常に大きなメリットでしょう。
ワーホリでの1年の滞在、または1回の留学の滞在では物足りない方は、2年、3年とさらなる長期滞在を目指したい方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
オーストラリアでは、現地にいながら次のビザへの選択肢が意外とあるのです。
まずは、有名なセカンド・サードワーホリビザ。
一定条件下で季節労働をこなすと、もう1度、ならずもう2度、オーストラリアでワーホリを満喫できる制度。このセカンド・サードというワーホリビザがあるのは、現時点ではオーストラリアだけでしょう。
ワーホリのメリットは、なんといってもフルタイムで働けること。
さらに気になる方は、こちらの記事もご覧頂ければ光栄です。
⇒セカンド・サードワーホリを目指そう!ファームの探し方
また、オーストラリアに滞在しながら、ワーホリ⇒学生ビザ、観光ビザ⇒学生ビザ、学生ビザ⇒学生ビザというのも可能です!
・セカンド・サードワーホリのためにファームに行くのはちょっと・・・・
・彼氏、彼女ができてパートナービザを申請したいけど、一緒に住んでいる期間が足りない・・・
・もっと勉強したい分野がある
こんな方々には、学生ビザで滞在を延長するのがいいと思います。
ただし、1つ注意点が。。。
学生ビザ⇒学生ビザ というのは、今は特に厳しくなっていて、原則以下のようなルールがあることを認識しておきましょう。
・新たな学生ビザで通う学校は、 前に通っていたコースよりも学位が上のコースを選ばなければならない。
・新しい学校、コースで何を勉強したいのかを明確に移民局へ理由を提出しなければならない。
つまり、なんでもよいというわけではないので、留学エージェントと相談しながら、慎重に準備を進めていく必要があります。
いずれにせよ、他国と比べると、長期滞在しやすい環境がオーストラリアにはあるというのは、すごく実感しています。
実際僕も、最初はカナダでワーホリをしていましたが、次につながるビザがなく、オーストラリアにきました。
(当時カナダでは、学生ビザへの切り替えはできましたが、就労が認められていませんでした。)
それからオーストラリアでワーホリ⇒学生ビザ⇒永住権となりました。
海外生活をより長くするには、やはりオーストラリアがいちばんだと思います。
またみなさんとお会いできる日を心待ちにしております。
今はコロナ感染しないように、日々注意しながらも、来年には(きっと)渡航できる日を楽しみにしながら、頑張りましょうね!