僕がこのWirrabaraに来たのは8月下旬。めちゃめちゃ寒いです。
では、ここでのWWOOF生活の様子をご紹介します。
1.Wirrabara Forest でのファーム仕事スタート
暖炉は、ストーブ・・ではなく、薪を組んで火をつけます。
南オーストラリアは、基本的に冬はホリデーで、暑くなる夏(12月~2月頃)に収穫を迎えるところが多いようです。
なので、僕の仕事は、みんなのやるピッキングやパッキングではなく、土壌をつくる仕事のサポートでした。
2.どんな仕事内容?
農業用バイクの運転も教えてもらい、フィールドを駆け回り、まずはとにかく1日中草むしり。
それも、座ってやるようなものではありません。
自分と同じくらい背丈の草を取っていくのですよ。しかも固い!
全体重をかけてスコップで3か所くらい穴を掘ってからでないと抜けないのですよ。
草むしり、ナメたらアカン!
あとは、裕に200本はあろうかという桃やレモンやプラムなどの木の回りに堆肥や干し草などを1つ1つ手作業で施していきます。
超肉体労働
急な坂道を何度も往復して、一輪車で堆肥と干し草を運ぶんですからね。
40kgくらいあったかな?これを一輪車に載せて坂道を往復ですよ!
運動部の合宿か!?
これを60歳前後の夫婦が普段やってるんだから、驚きですね。
3.徐々に慣れて楽しくなります!
最初はとまどうこともたくさんでしたが、徐々に慣れていくと、意外と楽しくなっていくもの。特に運動不足がシドニーで続いていたので、毎日体を動かしているのが退屈しなかったのでしょうね。
そして、オーストラリアの田舎アクティビティともいえる、森の散歩。
僕一人では絶対に遭難します・・・
こんな森の中にある農家で、まずはWWOOF全体の7割を過ごしました。
じつは1つのWWOOF農家だけでなく、合計3か所の農家で御世話になったのですよ。どうもこの辺りの農家はみんなお知り合いらしく、いろいろとお互いのWWOOFer紹介しあっているそうです。
あとは、いろいろなところで農業の経験を積ませるという方針もあるらしく、1か所だけに留まらせることはさせないそうです。
Wirrabaraの森で2つのWWOOF農家にお世話になり、もう1つ行ったところがあります。
4.大草原へ移動
森の次は草原です。
こんなところにポツンと一軒家があるんです。
電気や水道は別の施設にチャージしてあるところ・雨水がたまっているところから引いてるんだとか。
電話の電波もないのですが、家の中には、はるか彼方のTelstra電波をキャッチするサテライトシステムみたいなものがあり、そのスイッチがオンになっている間だけ、家の中でのみTelstraの電話とWiFiは使用可能になってました。
外へ出るときは、みんな無線機を持って、家にいる人と仕事に出ている人たちとの間でコミュニケーションをとってましたね。
場所の紹介が遅れてすみません。地図ではここらへんです↓↓
拡大すると、このようになります。
実際はWirrabaraの農家から2時間くらいの距離でした・・
(オレ、どこまで連れていかれるんだろ・・・と少し不安にもなるわ)
ここでは約2週間お世話になりました。
5.Bendleby Rangesでのお仕事内容
ここもれっきとした農家です。15000ヘクタール(っていってたかな?)の敷地にものすごい数の羊を飼っているのです。
15000ヘクタールって、東京ドームが3200個くらいは入るみたいですね。
(こういうとき、東京ドームって便利ですね 笑)
仕事内容は、フェンスの修理やSheep Masterting、羊のお世話のサポートです。
Sheep Masteringというのは、羊を脅かしたりしながら1か所の区域へ集めること。
羊の状態をチェックしたり、羊毛を採ったりするときに行いますね。
羊の断尾のときに使う道具の用意や片付けなんかもしましたかね。
羊は生後2週間くらいでしっぽを切っちゃうんですね。
しっぽを切ってあげないと、糞やおしっこが溜まっちゃって、病気になりやすいそうです。
で、ここのお父さんが面白いんですよ。
買い物の帰り道で、途中でなぜか車を止めて、どーしたのかと思いきや、
草原のど真ん中で立ちションとか始める人なんですよ。
まぁ、こんな大草原で用を足せば、スッキリするでしょうね。
また、小型セスナの免許も持っていて、この広大な草原なので、たまに飛行機を飛ばすみたいで、僕も早朝にご一緒して、乗せてもらいました。
まずは野生カンガルーやエミューが滑走路付近にいないかチェック。
安全確認ができたら、いざ、テイクオフ!!
他にもパブに連れていってもらったり、乗馬に連れていってもらえたりもしたので、おかげで充実したファーム生活が送れ、無事にセカンドワーホリの条件も達成できました☆☆
残念ながら現在はWWOOFはセカンドワーホリ・サードワーホリ対象ではありませんが、ワーホリの方々にはとてもおススメしたいものです。
- ファーム⇒オーストラリアならではの現地ローカルジョブ
- 住み込み⇒完全英語環境
**僕のほかにも、過去に何人か日本人を受け入れていたようですが、こんなところに来るワーホリ日本人はほとんどいないです。
どーですか?たくさんの日本の方が望む海外生活の要素がすべて入っていると思いませんか?
One thought on “WWOOFでファーム生活達成”
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